今後の日本株の推移予想

新光USリートは株式とは異なる投資信託と金融商品

新光USリートは、追加型投資信託という部類に入る海外の不動産に投資する金融商品です。追加型投資信託は、当該の投資信託が設定された後に、いつでも売買できるタイプの投資信託のことをいいます。また、新光USリートが投資する不動産とは具体的には、アメリカの取引所に上場されているか、または、店頭取引されている不動産投資信託証券のことで、不動産に直接投資しているわけではありません。そして、運用は専門会社に委託しています。
この新光USリートは、株式と同じように日々価格が変動しています。直近の基準価格は、当初設定額の4、5割で、2008年のリーマンショック時の下落から戻っていません。配当は、毎月行われていますが、現在のところ年率で換算して基準価格の20パーセント弱と低金利の環境下では、きわめて高くなっています。
新光USリートは、取り扱っている証券会社あるいは信託銀行を介して購入します。購入単位は、証券会社等が独自に定めています。さて、株式の取引には手数料がかかりますが、新光USリートの購入にも(最大で)3.24パーセントの購入手数料がかかります。これとは別に、信託報酬として年率1.6524パーセントかかります。このように購入当初の取引コストが株式に比べてかなり高く、株式にはない信託報酬等の保有コストも無視できません。
さて、新光USリートの評価ですが、アメリカの不動産に特化していることや信託期限が2014年とまだ先であること、現在の配当が比較的高いことなどから現時点では有利な金融商品だと言えます。ただし、アメリカの不動産市場の動きしだいでは、基準価格が下がるリスクや配当金の減額あるいは無配のリスクがあります。もちろん基準価格や配当が上がって大きな利益を得る可能性もあります。